まるで
僕の心を映し出すように
いつまでも晴れない空
押し潰されそうな黒い雲
でも
今はこれでいいと思う
何かに導かれるように
ただ生きてきた今までよりは
僕に注がれる光は
決して救いの手ではなかった
それはさらなる闇へと誘う
悪魔の微笑
甘い誘惑
逃げるように
ただ光を振り払った
その先がたとえ真の闇であっても
それでいいと感じていた
辿り着いたのは何もない荒野
空はいつまでも重くのしかかり
それでもなぜか
僕の表情はほころんでいた
どこへともなく歩き出した
ずっと一人だと思っていた
でもそうじゃない
隣にはいつも君がいた
名前も知らない君と一緒に
僕は静かに歩き出す
声にならない叫びをあげた
雲を払いのけようとした僕の声は
心の迷いをすべて消し去り
君の名前を導き出した
君の名は――――――