闇は深く
夜明けは未だ遠く
輝ける星達は
世界の外に
変わりゆく月は
いつまでも満ち足りることはない
どこまでも広がる
漆黒の海
ただ波の音に
この身を委ねる
なお心を閉ざす
深遠なる森
歩み寄る一歩を
許そうとしない
夜は
星と共に
玉兎を攫い
世界は
目覚めと共に
夜を忘れる
再び眠りに堕ちる時
闇が世界を包むとき
月は絶えず光を放つ
すべてに忘れ去られても
いつまでも
満ち足りることもなく