僕はいつも
舞い降りてくる粉雪を
避けるように歩いていた
汚れのない純白に触れるのが
どうしようもなく辛かったから
僕はいつも
流れ星の行き着く先を
見ないように歩いてきた
永い旅路の果てを知ることが
どうしようもなく怖かったから
僕はいつも
隣で歩く君の瞳を
見ないように歩いていた
消えることのない君の笑顔を
見ないように歩いていた
心に届きそうな君の声を
聴かないように歩いていた
優しく包んでくれる君の手に
触れないように歩いていた
いつか来る別れの時が
悲しくなるだけだと分かっていたから